テニスのスマッシュを安定させる打ち方やコツ

テニスの初級者と上級者において、大きな差がでるショットの1つがスマッシュ。

先日、テニスの練習会で珍しく初級レベルのプレーヤーとダブルスを組むことになり、ゲーム形式の練習をしました。普段、試合に出場するペアや、練習をするメンバーは、テニスのコーチレベルのプレーヤーばかり。

初級レベルのプレーヤーとのペアは新鮮だったのですが、いつものペアと差を痛感したたのがスマッシュ。

相手を追い込み、相手が苦し紛れに打ってきたロブが上がると

「来た、チャンス!」
「良し、コッチのポイントだ!」

といつもは思うところです。

が、初級レベルのプレーヤーとのペアでの試合形式練習で、ペアにロブが上がると

「大丈夫??」
「やばい・・・」

と不安に思ってしまいます。。。

実際、初級レベルのプレーヤーの方は、スマッシュを苦手としている人が多く、スマッシュをネットにかけてしまったりする事が多いです。

スマッシュでポイントを失うとマイナス2ポイント

ダブルスでは多くの場面でスマッシュを打つ機会があるのですが、強いペアは確実にポイントを獲得します。
例え、スマッシュ1本でポイントが決まらなくても、相手が返球したロブを2本3本とスマッシュをして、ポイントをゲットします。

スマッシュは得意ならプラス1ポイントを計算できるショットなわけです。

 

ところが、スマッシュが苦手で、ネットに良く引っ掛けたり、大きくオーバーしてしまうと、当然相手のポイント。
本来、スマッシュでプラス1ポイント獲得のところが、相手にポイントを与えてマイナス1ポイント。

その差は2ポイント分。
スコア15-0からスマッシュで決めれば、30-0。
スマッシュをミスったら、15-15。

試合の状況において、雲泥の差です。

 

スマッシュ練習が極端に少ない

得意なプレーヤーと苦手のプレーヤーで、2ポイント分も差がつくスマッシュ。

当然、スマッシュが苦手な初級レベルのプレーヤーは、スマッシュ練習を多くすると思うところですが・・・
初級レベルのプレーヤーは、スマッシュ練習に時間をほとんど割きません。

ストローク練習はたっぷりやるのに、スマッシュ練習はチョットだけ。
チョット練習するならまだましで、全くやらないなんてことも良くあること。

う~ん、本当にもったいない。

グラフ2

 

スマッシュが上達すれば、確実にポイントを取れるショットが身につくのに。

是非、意識してスマッシュ練習に時間を取る様にしましょう。
特に、ダブルスで強くなりたければ、なおさらです。

 

スマッシュの打ち方やコツ

スマッシュは、いくつかのコツさえ実践できれば、ミスは大幅に減ります。

 

1.ロブが上がったらネットに対して横向きの体制をすぐにとる

横向きの体制を取ることで、前後の動きがしやすくなる上、ラケットを振りぬきやすくなります。
また、逆クロス、センター、順クロスと、相手にコースを読まれずにスマッシュが打てます。

正面を向いたままスマッシュをすると、ネットに引っ掛けやすくなる。
また、スマッシュを打つコースが、どうしても順クロスに行ってしまうようになり、相手にコースを読まれてしまいます。

ロブが上がったら、すぐ横向き。

 

2.落下地点に素早く

とにかくボールの落下地点に素早く移動すること!

落下地点よりもやや後ろに移動しちゃっても良いくらいです。
ボールの落下地点より後ろに行きすぎてしまった場合は、スマッシュを打つ時に前に少し移動してポジショニングを微調整。

落下地点に素早く移動できていないと、スマッシュを慌てて打つことになり、ミスの原因となります。

 

また、中途半端に後ろに下がると、スマッシュを打つ時に後ろに移動しながらスマッシュを打ったり、後重心となってスマッシュを打つ事になります。そうなると、技術的に難しくなり、ミスの可能性が高くなります。

素早く落下地点に思い切って移動すること。大事です。

 

3.テイクバックはコンパクト

落下してくるボールにスイングするラケット面を合わせなければいけないので、なるべく余計な動きは排除。
スマッシュのテイクバックは、コンパクトに行うこと。

サーブを打つ時よりも、素早くコンパクトにテイクバックをして、スマッシュの動きが遅れないようにすること。

 

4.振り下ろそうと意識し過ぎない

スマッシュは、相手コートに叩きつけるイメージがあります。
しかし、ボールをラケットで振り下ろそうとし過ぎると、頭が下がったり、ラケットヘッドが下がりすぎてミスにつながります。

上から落ちてくるボールを、しっかりと後ろからラケット面でとらえられれば、適度な角度でボールは落ちてくれます。
無理に振り下ろそうとせずに、しっかりとボールの後ろを打つようにしましょう。

 

5.1発で決められなくても良い

スマッシュ=1発で決めるショット。

と思いがちで、力を入れすぎてしまう初級テニスプレーヤーさんが多いですが、スマッシュは1発で決められなくても大丈夫です。

もちろん、1発で決められるのが理想的だし、しっかりとスマッシュを打てれば、1発で決まる可能性は高いです。
ただし、スマッシュを相手に取られてしまっても、そう簡単に相手も反撃は出来ません。

高く跳ねるスマッシュを返球しやすいのはロブなので、相手はロブで返球してくることが多いです。

そうなれば、2本目のスマッシュ、3本目のスマッシュと徐々に相手を追い詰めていけば、ポイントは確実に取れます。
無理に1本目のスマッシュで決めに行って、ミスをしないように。

 

スマッシュの練習方法

【初級編】

オーソドックスな練習は、自分がスマッシュポジションに立って練習相手にロブを打ってもらう。そのロブを、スマッシュで返球、そのスマッシュを練習相手にまたロブで返球してもらう。

ロブ ⇒ スマッシュ ⇒ ロブ ⇒ スマッシュ  の繰り返し。

この練習が効果的です。

 

【上級編】

私が良くする練習ですが、ボレーボレーでスマッシュの練習も行っています。

ボレーボレーの練習相手にロブボレーを多めに打ってもらうようにお願いしておきます。ボレーの合間に突然ロブが来ると、とっさの動きが必要になるので、無駄な動きはしていられません。

素早いフットワークとコンパクトなテイクバックが必須になります。

また、練習相手に打ってもらうロブボレーは、高い軌道のロブだけではなく、低めのロブになりやすいため、後ろに下がりながらのジャンピングスマッシュを打つ練習にもなります。

ジャンピングスマッシュもダブルスでは打つ機会が多いので、良い練習になります。

 

まとめ

スマッシュが得意ならば「チャンス」、不得意ならば「ピンチ」。その差は、2ポイント分あります。
ですから、スマッシュを上達させるために、練習は意識して確保するようにしましょう。

スマッシュのコツは

1.横向きの体制をすぐに
2.落下地点へ素早く移動
3.テイクバックはコンパクト
4.振り下ろそうと意識し過ぎない
5.1発で決められなくても良い

スマッシュを確実に決められるようになれば、相手は安易にロブを打てなくなり苦しくなります。
スマッシュ巧者になって、相手にプレッシャーをかけ続けちゃいましょう!

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